宮 司 

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私は昭和51年4月、機物神社の責任役員に選出されました。
氏子であるわたしたちは、子どもの頃から氏神様は女性の神様であると聞いていました。 
はたしてどのような神であるか、また故事来歴についても知っておかねばならぬ、と総代 
会に提案しました。かねてから大阪市立美術館で保管していただいている『十六善神図』 
の宝物とかねてから大阪市立美術館で保管していただいている『十六善神図』の宝物と、 
当社に保管してある古文書を、昭和53年の正月三ケ日に氏子の方々に一般公開いたしました。
当社の例祭は10月15・16と定められていますが、当神社のご祭神(天棚機比売大神他) 
からもわかるように、古文書には7月7目は例祭となっています。
 それで氏子のみなさまのご了解を得て、永らく兼務宮司として務めてくださった故三島 
健男先生に進言して5人の総代が発起人となり、また交野市古文化財理事の奥野平次様の 
ご協力により、昭和54年7月6日「宵宮」、7日「本宮」と定め、例祭としての祭礼と行 
事を復活いたしました。
 祭礼当日は境内に笹竹がたくさん立てられ、願いごとを託した五色の短冊が飾られます。
これはそういう風景のご神託をいただいたことにより、氏子の協力で実現したものです。 
また、大宮人が狩り姿でお茶会に参加している光景のご神託があり、
平成元年6月、お茶会を催しました。
 七夕まつりは年々盛んになり現在に至っていますが、短冊に書かれた神に託した願いごと
の純粋な心を、大切にしたいものです。
 この機物神社のご祭神(天棚機比売大神他)は心を織り成す神様です。心のコミニュケーションの
場であります。これからも、皆様のあたたかい心に神様のご加護がありますよう、ご祈念致します。

 

  ご祈祷の申し込み及びお問い合わせは 電話072-891-4418(社務所)まで 大阪府交野市倉治1丁目1-7

 
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